お元気様です。スタッフ西村です。
今年の冬はなんだか暖かいですね。
「暖冬」という言葉さえ通り越したような、
そんな小春日和が続いています。
そんな季節感のない冬ですが、
昨年の12月10日に発表された車両チェーン義務化。
ご存知ですか?
けっこう重要なニュースなんですが、
あまりメディアでは取り上げられていないようですね。
ここで間違わないで欲しいのですが、
「スタッドレスタイヤが使えなくなる」
「雪道では常にチェーンを装着しなければならない」
・・・わけではありません。
国交省は「タイヤチェーン義務化」の内容とは、
大雪時に立ち往生の危険性が高い区間をチェーン義務化とするもの。
としています。
ず~っとチェーンを巻いてないといけないというわけではないんですね。
あー、良かった。
自分もチェーンなんて自分のクルマに巻いたことありません。
対象となる地域は、具体的には全国で13区間。
チェーン装着が義務づけられるのはこの13区間のみ。
そして、これが適用されるのは
異例の大雪に関する特別警報や、緊急発表
が出された時のみだそうです。
普段はスタッドレスでも走行できますよ。
四国で言えば、
国道56号線(西予市宇和町~大洲市松尾)の約7kmの区間ですね。
古くから難所と言われてきた鳥坂峠を抜ける国道です。
2018年に発生した大雪による大渋滞で
物流が停滞した件を受けての義務化ですが、
違反した場合は
6カ月以下の懲役または30万円以下の罰金が
課せられるそうです。
温かい日が続いていつとはいえ、まだ2月。
ドカッと寒波がやってこないとも限りません。
雪の山中に取り残されることを避けるためにも、
該当区間を走行される方はお気を付けください。